２３／１２月２３日：クリスマスツリー

ドライな密度感のあるモチーフですから、

量感表現などでの 刷り込みは 最小限に。

点描や鋭いハッチング（線の束）などをなるべく用い、

白と黒を細かく混在させ描いて、調子を作ります。

松ぼっくりの凹凸や ラメのキラキラまで、感じさせる事が出来ます。

くり抜き（スクラッチ技法）も有効ですね。

一日でも くらいつき描いた 充実した作品 ありますね。

描いて出来た 調子の美しさ。

細かい白黒のパターンの向こうに、

人は様々な色（色なき色）が見えるのです。

２３／１２月０２日：一世紀前のアメリカ鉄道信号ランタン

 長年生き抜いて来たモノとしての存在感。

（米DIETZ社は今もハリケーンランタンのトップレーベルです。）

２３／１１月２４日：アンティーク ドール

可愛らしい西洋ドール。

人物に準じたモチーフですから、

それ自体で一つの完結した存在な訳です。

プロポーションをいつもより厳しく取ることで、

絵としてのクオリティーもアップすると思います。

２３／１１月１１日：俳句 ～秋の芭蕉～

今回は イメージのみで 描いて頂きました。

芭蕉も 自然を徘徊しながらも、

ひとの存在を 気に掛けていたのですね。

名句は ヴィジュアルが見えて来ます。

それでは、皆さんのアプローチを 見てみましょう。

２３／１０月２８日：Ｈａｌｌｏｗｅｅｎｂｏｎｅｓ

初の構成課題です。発想力と構成力を養います。

手渡されたモチーフと セットされたモチーフを、

自由に組み合わせて描きます。

デッサンとは骨である。スペード、メメントモリという様なお話し。

長い人生経験の中での 深みのある洞察が、

それぞれの趣きのある絵へと 仕上っています。 

２３／１０月０７日：リコリス・ラディアータ

半年に一回のお花。

今回は、今の時期に一週間だけ 赤く染まる様に咲く、

彼岸花（曼珠沙華）です。

花びらが細かいので、捉え方に注意が必要ですが、

巨匠の素描ファイルもお見せし、ヒントにして頂きました。

そしてやはり大切な 基本となる所は一つ、

よく観察することです。