木の乾いた固有の質感。響き、香り。
イマジネーションに富んだ木目の表情、ディティール。
描きごたえは十分ですが、今回は1つの描法と合わせて、素描を試みます。
< 消せない素材(ペン系)で描く、細密画的描法 >
消しゴムを使わず、擦り込まず、点とか線の自由自在なタッチによって、塗らずに立てて描きます。発色も良く、質のダイレクトな表現の描出を試みます。
きわやポイントを中心に描き、トーンを構築してゆきます。
ミニマムなタッチの集積によって作られる、質の個性的効果を、みなさんもそれぞれに確認されたかと思います。