炭の粉、マットな黒。
光を吸収し、空間の様に見えます。
予定調和を超えて、普段のトーン以上に、
黒に踏み込んで下さい。
そして、2つの事を、意識してみましょう。
1.黒いものが、十分黒く視える為の、
即物的な黒の分量と、コントラスト。
2.余白の紙との、トーン的なつながり。
つまりは光と空間のなかにあるか。
(黒が生っぽく潰れてないか。)
対比と調和、二つの事が両立出来れば、技術的にはOKです。
さらには黒という色の、感性表現でもあります。
今回独特の存在感で、それぞれの素描が感じられます。
よい出来栄えだと思います。